七ツ梅

摂州灘之酒
七ツ梅(ナナツウメ)

江戸は元禄7年、摂州伊丹の地にて醸す酒銘に『七ツ梅』と言う銘酒がありました。
当時、酒と言えば甘口の白濁した酒が主流の時代に、七ツ梅は辛口の旨酒として『酒は剣菱・男山・七ツ梅』と云われるほど、
江戸市中で大変人気が高く天保年間には、江戸幕府大奥の御膳酒として愛飲され、葛飾北斎の作品に描かれるなど多くの歌人文人に愛される酒になりました。
伊丹は寛文元年、貴族藤原家の公家である五摂家筆頭・近衛家の天領地となったことで何人の追随も許さず酒造業が発展していくが、幕府の厳しい酒造統制や灘酒の台頭とともに伊丹の酒造業は次第に衰退していくのでした。
七ツ梅の蔵元であった木綿屋も、廃業の道を辿り、埼玉の深谷の田中藤左衛門商店へと受け継がれ、三百余年の時を経て浜福鶴が正統な後継者として『七ツ梅』を継承することになりました。

「灘を代表する酒」「後世に残る酒」として先人の愛した『七ツ梅』の名に恥じないように大切に継承してまいります。

帯ときの祝儀の酒も
七ツ梅(ななつうめ)生酛純米酒

香りは穏やかで控え目、味わいは端麗ですが辛口の旨酒です。だから、料理のジャンルを選びません。酸がしっかりと効いておりますので、切れ味は抜群で、飲み飽きしないお酒です。
[内容量]
720ml詰
[原材料]
兵庫県産米山田錦100%
[精米歩合]
60%
[酒  質]
日本酒度+4
アルコール度15度
酸度 2.0
アミノ酸 1.5

『七ツ梅』の由来

七ツ梅の酒名の由来は昔の刻限、七ツ時(現在の午前4時頃)に最も梅の香りが立ちのぼるところから生まれました。
古人の歌にも歌われております。

『おく深く谷間に咲けど七ツ梅 香りは広く世にぞ知らるる』

『七ツ梅』の歴史

開発担当者のコメント

歴史ある『七ツ梅』の銘柄を受け継ぐことになり、いったいどんなお酒を造れば良いのか正直迷いました。
ある時、近所の小売店さんのご主人に相談したところ「じゃぁ一緒に飲みに行こう」という事になり、誘われるままついて行きました。
そのご主人は何を考えたのか居酒屋に入るなり、いきなり全メニューを注文しだしたのです。その時は流石に唖然として開いた口が塞がらず、この人こんなに大食漢だったかなぁと思いました。(笑)。
日本酒も当然全銘柄を注文したのですが、料理が一品二品と運ばれてくると、ご主人は「この酒はこの料理に合うなぁ~」とか、「この酒は料理に合わないなぁ~」などと言い始めました。そして、最後に「どぉ、どんな酒を造れば良いか分かった?」と聞かれました。・・・そのご主人は、料理と酒の相性を通じて「酒はあくまで料理を引き立てる脇役であり主役では無い、料理や素材の持ち味を引き出し旨味を増幅させるためのものだ。」ということを、私に伝えたかったのです。・・・「目から鱗」の思いでした。
ようやく私は、『七ツ梅』の味をどうするべきか分かったのです。そしてその味は「どんな料理のジャンルも問わない、飲み飽きしない食中酒を目指そう!」と決めました。
試行錯誤を重ね新酒が出来上がると、早速小売店のご主人に味を見て戴きました。
ご主人は「う~ん、良いの出来たじゃない。」と言って、飲食店さんに出来たお酒を持って評価を聞いて回ってくれました。内心心配でたまりませんでした・・・というのも、出来た新酒は香り穏やかで味わいもインパクトがあるタイプのお酒ではなかったので、飲食店さんに理解して頂けるかどうか不安だったのです。
しかし、思いのほか良い評価をいただいてほっと胸をなでおろしたことを今でも良く覚えています。
後に小売店のご主人から教えて頂いたのですが、「香り穏やかで、味わいも控え目なタイプのお酒だからこそ、料理や素材の持ち味を活かし飲み飽きさせないんだ!と飲食店さんが言っていた。」という話を聞いて、「自分の考えは間違っていなかった!」「分かってくれる人がいるんだ!」と心強く思い、七ツ梅の味について確信していくことになりました。
この場をお借りして、『七ツ梅』の立ち上げにご協力戴きました、酒販店様ならびに飲食店の皆様に、深く御礼申し上げます。
今後、この『七ツ梅』をフラッグシップにしながら、"神戸・灘らしい味わいのある"商品づくりを目指しながら、より一層品質の向上に努めます。
何卒、皆様ご愛顧下さいますようお願い申し上げます。

七ツ梅特約店(購入できる店)

地 域 店 名 住 所 TEL
北海道 小口商店 函館市港町3-2-22 0138-42-8475
北海道 マルミ北栄商店 札幌市東区北34条東7-3-12 011-753-0855
東京都 秋元酒店(籠屋) 狛江市駒井町3-34-3 03-3480-8931
東京都 伊勢元酒店 荒川区西尾久2-25-20 03-3800-5959
千葉県 平野屋 千葉市美浜区高洲1-1-8 043-245-0956
千葉県 いとう酒店 船橋市大穴南1-31-18 047-466-0644
石川県 高田本店 輪島市河井町24-11-49 0768-22-0147
愛知県 ごとう屋 名古屋市北区八代町1-10 052-912-2222
大阪府 島田商店 大阪市西区立売堀3-5-1 06-6531-8119
大阪府 山本酒店 吹田市古江台2-10-11 06-6872-3429
兵庫県 酒の大宗 神戸市東灘区本山南町9-7-23 078-452-2328
兵庫県 酒の濱田屋 神戸市東灘区魚崎南町4-15-13 078-441-1101
兵庫県 日の出屋酒店 宝塚市仁川北2-8-38 0798-51-0756
福岡県 住吉酒販 福岡市博多区住吉3-8-27 092-281-3815
鹿児島 酒あさくら 肝属群吾平町上名7658-3 0994-58-6049