世界中で愛されている多くのお酒は、ワインやウィスキーのように木製の樽で熟成させることにより「オリジナリティー溢れる個性豊かな味わい」を表現しています。 日本の豊かな自然が育んだ醸造酒を、洋酒の樽で長期間熟成させたら「いったいどんな個性を持つお酒が出来るのだろう」 価値観が多様化するなかで、やがて「日本酒を長期熟成させる時代が訪れる。」 私たちが培ってきた技術の粋を集め、「日本を代表する Japanese Speciality Hard Liqueur をつくりたい。」 そして、2003年 未知への挑戦が始まりました。
それから幾度もの季節が過ぎ、技術者の研鑽と熟成を重ねた原酒は、驚くほど「重厚な味わいの美酒」へと変化していったのです。
そして「絲 ito」には、“すべてをつなぐ”という想いが込められています。 樽ごとに個性の違う多彩な原酒をブレンドすることによって高め合い、複雑な味わいのハーモニーを生み出しています。
酒づくりを通じて「たくさんの人々に幸せを」という願いを込め、シェリー樽熟成酒「絲 ito」が誕生したのです。
「絲 ito」の華やかな香りと重厚な味わい、甘味と酸味を生かしたスタイル。
イメージは、ウィスキーベースのスタンダードカクテル “オールド・ファッションド”。
ポイントは、氷にクラッシュドアイスを使うこと。不規則に砕かれた細かな氷を使うことで、グラス内の液の濃度と温度にムラが生まれにくくなり、飲むときに氷と氷の隙間から香りが広がる。深みのある味わいの「絲 ito」は、少し時間が経っても水っぽくなりにくい。
また、「絲 ito」はオレンジの香りと相性がいいので、オレンジピールを添えることも、もう一つのポイント。
ウィスキーベースの“オールド・ファッションド”と比べると、アルコール度数も低いため、お酒があまり得意でない方、女性の方にもお薦めしやすい。
提供するグラスは、飲み口に広がりのあるタイプのほうが、より華やかな香りを感じやすい。(写真のグラスは、バカラ)